要期限管理商品とは？儲かるコツと期限切れを避ける裏ワザ

• 更新日：2023年10月23日

• せどりのジャンル

最終更新日 2023年10月23日 執筆者：佐野宗吾朗  

主に食品全般

食品には原則、消費（賞味）期限がどの商品にも印字されていますよね？あなたがスーパーで買い物をするとき、消費期限はいつまでかをチェックして買い物をしていると思いますが、その確認した食品が「要期限管理商品」となります。

この言葉は聞き慣れないかもしれませんが、実際は日常的に私たちが使う食品に関連しています。

人間用の食品だけでなく、ペットフードなども消費期限が存在しますので、これらを総称して【生き物すべてが食べる食品】が該当します。

食品以外で消費期限があるもの

食品以外にも、消費期限がある商品があることをご存知ですか？食べ物だけでなく、使用期限がある商品も存在します。

具体的には、これが実際にアマゾンで出品されているアイテムの一例です。

化粧水以外にも、消毒液や絆創膏、ヘルビ品（ドラックストアで扱っている商品）も消費期限（使用期限）が印字されているので該当します。

ヘルビせどりについてコチラの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

期間限定で扱えるチョコレート

食品全般は取り扱えますが、「チョコレート」はFBAで販売できる期間が特別に決まっています。

具体的には、それは冬季限定で、10月から4月までの期間です。

この特定の期間に限り、FBAでの販売が可能とされています。

販売開始の1週間前には、アマゾンからメールでお知らせが送られてきますので、それを待って納品を始めることができます。

なぜチョコレートが期間限定なのかについては、後ほど説明いたします。

FBA「要期限管理商品」として納品できるもの

FBA（Fulfillment by Amazon）においても、要期限管理商品と非管理商品には異なるルールが適用され、納品時に気を付けるべき事項があります。

基本的な知識を理解するため、以下のポイントを考えてみましょう。

FBA「要期限管理商品」として納品できないもの

一方、FBAへの納品において、一部のアイテムは受け入れが難しいことがあります。

これは、特定の条件を満たさない商品や、倉庫内での安全な取り扱いが難しい商品に関連しています。

たとえば、破損しやすいガラス容器入りの商品や冷凍商品などが該当します。

FBA「要期限管理商品」の納品ルール

FBA（Fulfillment by Amazon）で該当アイテムを納品する際、正確な期限情報提供と倉庫内の適切な管理が求められます。

これに従わない場合、商品の取り扱い停止などの措置がとられることがあります。

以下、具体的な事例をご説明します。

アマゾンとFBAの規制が存在し、賞味期限や消費期限に関する情報提供が求められます。

該当アイテムを取り扱う際には、商品の種類や納品ルールを理解し、適切に管理することが重要です。

これにより、商品品質の維持と顧客信頼の構築が実現します。

「要期限管理商品」のメリットとデメリット

期限切れ商品の対策方法を知ることで、ビジネスの安定性を高めることができます。

また、アイテムを効果的に管理し、賞味期限切れアイテムを減らすための方法を採用することで、顧客満足度を向上させ、ロスを最小限に抑えることができます。

 

「要期限管理商品」には期限切れ商品の対策方法や効果的な管理方法が存在し、これらを実践することでビジネスの持続性が向上します。

また、アイテムを購入し、リストを作成することで、在庫ロスを最小限に抑え、収益の安定化を図ることができます。

要期限管理商品の適切な取り扱いは、ビジネス成功の鍵と言えるでしょう。

「要期限管理商品」の3つの条件

指定条件は3つ、以下のポイントに気をつけましょう！

 

室温で保存できる

「常温」でも品質に問題ないことが絶対条件です。

アマゾンのFC(倉庫)内部はこのようになっており、冷蔵庫や冷凍庫などの設備がありません。

商品説明欄に、「マイナス◯◯℃以下で保存」「冷蔵で保存してください」と記載があるアイテムは対象外になります。

つまり、冷凍食品やアイス、チルド品は納品ができません。

先ほど解説したチョコレートの期間限定の理由が365日常温で管理ができないからなのです。

FC到着時、60日以上の消費期間がある

ここで重要なポイントなのが、「FCに到着時」を意識したアイテム選び・発送することです。

FCには毎日大量のアイテムが届くので、到着をしていてもアマゾンスタッフが受領しなければ到着したとカウントされないのです。

 

印字が外から見える箇所にある

日本の法令にそった消費期限の印字が、すぐに確認でることが必須です。

 

 

FBAの「要期限管理商品」の扱い方とは？

FBA（フルフィルメントバイアマゾン）でのアイテムの扱い方は、以下の4つのポイントに集約されます。

消費期限が近いアイテムから発送される ラベルなしの混合納品は受け付けられない 45日以下になると自動で廃棄される 初回納品前の対応が必要になる場合がある

それぞれ詳しくみていきましょう。

消費期限が近いアイテムから発送

FCに納品しているアイテムが売れた場合、古いものから発送されます。

しかし、注意して欲しいのは、必ずしも古いアイテムから発送されるわけではないことです。

優先的に発送されますが、確実に発送されるわけではありません。

このような事例は稀ですが、在庫が残り発送が遅れることで悩む人もいます。

初めての方は、回転率の高いアイテムを選び、在庫が残る不安を減らすために努力しましょう。

ラベルなしの混合納品は不可

ASINを登録した後に出るラベルを貼り付けて納品することが求められています。

これも、通常のFBAと異なる点ですね。

さらに、下記のシートをA5以上で印刷し、各箱に必ず貼り付けてください。

45日以下になると自動廃棄

アイテムの消費期限が45日以下になると、自動的に廃棄処分されてしまいます。

しかも、この廃棄処分は有料です。

自動的に処分されるため、無料だと思われがちですが、処分手数料があなたに請求されます。

ですから、期限になる前にアイテムが売れるかどうかを確認しましょう。

これにより、売れない場合は返送を手配し、別のプラットフォームで再度販売する選択肢が生まれます。

 

商品（ASIN）ごとに初回納品前の対応が必要な場合がある

数は多くはありませんが、一部のアイテムについては初回の納品前に申請が必要な場合があります。

それぞれの該当によアイテムって、申請方法も異なるので、詳細はマニュアルを確認して申請を行ってください。

マニュアルには詳細が記載されていますが、少なくともこの図のポイントをしっかりと理解しておけば、設定ができるでしょう。

 

商品登録（ASIN）の設定方法

設定方法は以下の図のようにチェックボックスにチェックを入れて完了です。

マニュアルには詳細に記載されていますが、この図のポイントを最低限、確実に押さえていれば設定が可能です。

ただし、マニュアルを確認せずに行うことはリスクが伴うので、手間だと思っても一度は目を通してくださいね。

「要期限管理商品」をアマゾンへ納品する方法

アマゾンへの納品前に、ASINの設定や納品時のルールが指定されていますが、基本的には通常のFBAと同じです。

ただし、納品前のルールにはいくつかの決まりがあるので、赤枠の部分に注意しましょう。

FBAの納品プランの作成方法については、マニュアルが用意されていますので、そちらをご確認ください。

要期限管理商品の注意点

ここでは、「要期限管理商品」をアマゾンへ納品する際の重要な注意点と方法を詳しく説明します。

ルールを1つでも誤って守らないと、アカウントにペナルティーが課せられて停止させられる可能性があることを覚えておいてください。

「要期限管理商品」のみを納品する

前述しましたが、通常のアイテムと該当アイテムは別々の箱に分けて納品する必要があります。

例えば、ゲーム機器（通常商品）と消費期限のあるサプリメントを一緒に梱包してはいけません。

 

納品ごとにすべて同じ賞味期限のものを梱包する

ここがミスが起きやすいポイントです！同じASINで登録するアイテムは、消費（賞味）期限が同じ日である必要があります。

例えば、同じお菓子でも日付が2020年5月16日と2020年6月16日と異なる場合、一緒に申請することはできません。

同じ商品でも日付が異なることがよくありますので、登録時には注意が必要です。

消費期限ラベルを貼り付ける

ギフト用の包装紙で包む場合でも、外から見て消費期限が分かるようにする必要があります。

包装の方法は様々ですが、初めての場合はマニュアルで推奨されている方法から始めることをおすすめします。

同じ方法を使えば、失敗することはほぼありませんので、安心して取り組むことができますよ。

包装紙でギフトに包む場合

包装紙でギフト用に包む場合も、外側から消費期限がわかる必要があります。

色んな包み方がありますが、まずは慣れるまでマニュアルの推奨するやり方ではじめるのをおススメします。

 

最後に「FBA納品直前リスト」で確認

マニュアルに「事前リスト」が記載されています。

 

「要期限管理商品」の管理方法

FBA（Fulfillment by Amazon）に納品する方法と、在庫を管理する方法をご紹介します。

「要期限管理商品」の返送方法

出品には特定の条件があります。

もし消費期限までに売れなかったり、在庫が尽きた場合、返送が必要です。

では、返送する手続きは以下の通りです。

 

「要期限管理商品」の返送手続きと注意事項

返送する際には、以下の注意事項を確実に頭に入れておいてください。

返送手続きは正確さが肝心です。

条件と注意事項を守りつつ、返送手続きをスムーズに進めて、円滑な取引を実現しましょう。

「要期限管理商品」の廃棄方法

廃棄方法と、廃棄手続きについて以下のポイントを確認しましょう。

「要期限管理商品」の具体例と口コミ

食品やお酒の「要期限管理商品」には特別な取り扱いルールが存在し、これを理解し実践することが非常に重要です。

具体的なルールや事例に従うことで、ビジネスを成功に導けます。

以下に、具体例を挙げてみましょう。

食品やお酒には独自の取り扱いルールがあり、これらを遵守することがビジネスの成功につながります。

期限表示のない食品やお酒に関する法的要件を守り、安全で品質の高いアイテムを提供することは、信頼性の向上と顧客の満足度向上に繋がります。

要期限管理商品を正しく理解し、適切に取り扱いましょう。

まとめ

「要期限管理商品」とは、商品の賞味期限や消費期限を管理するための重要な概念です。

これらの商品は、食品から化粧品、薬品など、さまざまなカテゴリーで見られます。

特に、オンラインプラットフォームで販売する際には、その取り扱いには慎重さが求められます。

いかがでしたでしょうか？ルールもポイントを抑えれば、難しいものではなく、あなたにとっても要期限管理商品を扱うことは、今後、確実に稼げるジャンルであることは間違いありません！現に、佐野は要期限管理商品を扱い、月収400万以上の利益を得ています。

最初は慣れるまで時間がかかりますが、回数を重ねれば、確実に慣れます。