なぜ、ペイディ(paidy)で承認されない？理由・対処法を解説

後払いサービスとして便利なペイディ（Paidy）。

クレジットカードがなくても、スマホさえあれば簡単に支払いができる上、いろんなECサイトで使えるので、利用者も増えていますよね。

便利さや人気の一方で、「ペイディを使おうとしたのにエラーメッセージが出て決済できなかった」というストレスも増えています。

この記事では、ペイディが使えない理由や対処法などについて解説しています。

この記事は、こんな方がおススメです。

ペイディで決済が承認されないときの理由が知りたい ペイディが使えないときにはどんなふうに対処したらいいの？ ペイディを使うときの注意点を教えて

ペイディを便利に使いたい人は、ぜひ最後まで読んでくださいね！この記事を読んでペイディを便利に利用できるようになりましょう！

Paidy（ペイディ）とは？

ペイディ(paidy)は、オンラインショッピングの後払いサービスです。

スマートフォンを使って簡単に決済でき、翌月にまとめて支払うことができるので、クレジットカードを持っていなくても便利に利用できます。

AmazonやQoo10をはじめ、ファッション、家電、食品系などさまざまなECサイトで利用できます。

（参照：ペイディ公式サイト）

会員登録不要で、メールアドレスと携帯番号を入力するだけで簡単に利用できるのが特徴です。

月末にまとめて請求され、銀行振込やコンビニ決済、口座振替などで支払うことができます。

ペイディは分割払いにも対応しているので、高額商品を購入する場合でも便利です。

また、利用履歴がスマートフォンのアプリで簡単に確認できるので、支払いを忘れるリスクも軽減できます。

返品時の返金処理がスムーズで、キャンセルも簡単なので安心して利用できるのも大きな特徴です。

また、キャンペーン実施時にはお得な特典があったり、リアルカードを発行できるので、実店舗での利用も可能なのもポイントです。

ペイディが承認されない時の理由とは？

ペイディを使おうとしても時々「決済が承認されませんでした」というエラーメッセージが出ることがあります。

ここでは、承認されない理由を紹介していきます。

上限金額を超えた利用

ペイディには、1ヶ月間に利用できる上限金額が設定されています。

この上限金額は利用者ごとに異なり、過去の利用実績などに基づいて決まります。

例えば、過去に5万円程度しか利用していない人が、10万円の高額商品を購入しようとした場合、上限金額を超えるため決済が承認されないことがあります。

この場合は、上限金額内であれば決済できるので、金額を変更するか、分割払いを利用するなどの方法を取りましょう。

ちなみに、ペイディの利用可能額はペイディアプリで確認することができます。

確認には本人確認が必要なので、免許証などの身分証明書を用意しましょう。

未払いの利用がある

過去の請求が未払いになっている場合は、新たな支払いをすることができなくなります。

毎月の支払期限を守って利用するのがルールなので、新しい決済をする前に、未払いの利用がないかを確認しましょう。

例えば、先月の5万円の請求を期日内に支払わず、未払いになっている状態で新しく買い物をしようとすると、決済は承認されません。

未払いを解消すれば、再度利用できるようになりますので、必ず支払いを済ませましょう。

利用頻度が低い

ペイディをほとんど利用したことがない人や、長期間利用していない人は、上限金額が低く設定されていることがあります。

オンラインの口コミなどをみていると、初めてペイディを利用しようとした時に、３000円以上の買い物をすると決済が承認されない場合が多いようです（限度額は人によって異なりますので、常にこのケースが当てはまるとは限りません）。

コツコツと利用を重ねることで、上限金額が引き上げられていきます。

不正利用の疑いがある

ペイディでは、不正利用の疑いがあると判断した場合に、決済を止めることがあります。

例えば、普段の利用履歴と異なる高額商品の購入や、短期間に異常な回数の利用があった場合等は、不正利用の可能性があるとして却下されることがあります。

この場合、実際に不正利用を行っているわけではないので、ペイディのカスタマーサポートに理由を説明して、不正利用ではないことを証明しましょう。

商品によっては利用不可

ペイディが利用できない商品もあります。

代表的なのが、Amazonギフト券やデジタルコンテンツの一部、定期購入などです。

これらの商品を購入しようとすると、商品の制限により決済が承認されません。

例えば、Kindle Unlimitedの定期購読や、Amazonギフト券1万円分をペイディで購入しようとしても、商品の制限によりエラーとなります。

この場合は他の決済方法を選択する必要があります。

このように、利用者側の問題ではなく、商品側の制限により、ペイディの決済ができないケースもある点に注意が必要です。

システムエラー

まれにシステム障害などの物理的な要因で、本来ならば承認されるべき決済がエラーとなることがあります。

例えば、決済審査を行うシステムが一時的にダウンしたため、承認プロセスが正常に機能せず、誤って却下されてしまうことが考えられます。

この場合は、時間を変えて再度決済を試みる、あるいは他の決済方法を使用する等の対応が必要です。

ペイディが承認されないときの対処方法

ペイディを利用できないと「買いたい！」と思ったときに決済ができないのでとても不便です。

そんなときは、以下の方法を試してみましょう。

ペイディプラスへアップグレードする

ペイディで決済できない事態が続く場合は、ペイディプラスへのアップグレードをお勧めします。

ペイディプラスは、本人確認を行うことでより安全に取引ができるようになるサービスです。

ペイディプラスにアップグレードすることで、以下のメリットが得られます。

ペイディプラスに登録するには、運転免許証と顔写真が必要になります。

アプリ上で簡単んい登録ができるのでお勧めです。

また、アップグレードすることで、承認されにくい状況が改善される可能性が高いです。

利用実績を重ねる

利用頻度が低かったり、初めて利用する場合は、限度額が低めに設定されていることがあります。

そのため、まずは1回1回の利用金額を抑え、コツコツと利用実績を重ねていくことで、限度額が自然と引き上げられていきます。

例えば、2,000円程度の利用を繰り返すことで、徐々に上限額が上がっていくため、この方法で限度額アップを図ることも一案です。

今までクレカを使っていた支払いを一時ペイディに変えることで、利用限度額をあげられるので、その後より高額な商品を購入する際に便利です。

金額を分割する

一度に高額決済しようとすると、限度額オーバーで却下されてしまうことがあります。

その場合は決済金額を分割して対処しましょう。

例えば、10万円の商品を2万円×5回に分割したり、登録クレジットカードで一部を分割払いにすることで、ペイディの金額を下げられます。

分割支払いすることで、限度額超えを回避できる可能性が高くなります。

他の決済方法を併用する

特に思い当たる理由がないのにペイディが使えない場合は、ショップが設定した他のお支払い方法を利用しましょう。

今はどのショップでも、クレジットカードや電子マネーなど、いろいろな決済方法があります。

また、ペイディの利用が困難な場合に、すぐに切り替えられるよう、複数の支払い手段を用意しておきましょう。

特にクレジットカードを併用していれば、ペイディの上限に引っかかった場合でも、すぐにクレジットカードに切り替え可能なので便利ですよ。

制限商品でないかを確認する

ペイディは、Amazonフレッシュやギフトカード、定期購読など特定の商品では使うことができません。

またデジタルコンテンツや、合計額が100万円を超えるような高額商品の場合も基本的に不可です。

もし決済が承認されなかったら、そのECサイトのFAQなどで自分が購入しようとした商品がペイディ対象外になっていないかを確認しましょう。

システムや端末を確認する

使っているスマホのOSやブラウザの関係でペイディが使えないこともあります。

OSやブラウザが最新版になっているか、更新の必要がないかを確認しましょう。

また、接続が悪いことも考えられます。

電波の良いところに行くか、WiFiに接続して再度トライしてみましょう。

時間帯を変更して試す

混雑している時間帯はアクセスが集中して失敗しやすいことがあります。

すぐに必要なものでなければ、時間を置いてトライすると決済がとおることがあります。

曜日などを変えて試すのも効果的です。

カスタマーサポートに相談する

上記の方法を試しても改善されない場合は、ペイディのカスタマーサポートに直接連絡するのが確実です。

審査基準の詳細は非公開ですが、担当者に事情を説明すれば、アドバイスをもらえる可能性があります。

また、システムエラーや不正利用の疑いが誤検知だった場合などは、カスタマーサポートを通じて相談することで解決することもあります。

ペイディを使用するときの注意点

ペイディには利用上限やAIによる審査などがあり、一定の条件に引っ掛かってしまうと使えなくなってしまいます。

以下にペイディを使う際の注意点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

上限金額を常にチェックしよう

ペイディには月間の利用上限金額が設定されているため、自分の上限金額を把握しておく必要があります。

上限金額はユーザーごとに異なり、月ごとに変動することもあるので、購入前に必ず確認したうえで利用金額を管理しましょう。

支払期日を厳守しよう

ペイディの支払いは必ず期日内に済ませるよう心がけましょう。

期日を過ぎるとペイディがつかえなくなったり、延滞料金などの処分を受ける可能性があります。

決められた期日を守り、未払いにならないよう、日頃から支払い予定を立てておきましょう。

分割払いも上限あり

分割払いは便利ですが、分割回数に上限がある点に注意が必要です。

また、分割払いにするためには追加審査が入る場合もあるので、分割払いの上限回数や審査基準を事前に確認しておきましょう。

キャンペーンは有効期限がある

ペイディでは期間限定の割引キャンペーンなどを実施することがありますが、必ずキャンペーンの有効期限を確認しましょう。

期限切れの場合は割引が適用されない上に、予定外の支払いが発生する場合があるので要注意です。

自分の支払い可能額の範囲で利用する

ペイディの上限額を超えない範囲で、自分の支払い能力の許す金額でのみ利用しましょう。

上限額を過信せずに最新の上限額を確認し、無理のない利用を心がけることが大切です。

ペイディ以外で使える後払いサービス

ペイディが使いにくいと感じる場合は、他の後払い決済サービスを使うのもお勧めです！ここからは、審査なしで使える後払い決済サービスをご紹介します。

atone(アトネ)

atoneはネット決済大手のネットプロテクションズが提供する後払い決済アプリです。

SMS認証で簡単に利用開始でき、ネットショッピングや実店舗での支払いに利用ができます。

コンビニ決済の手数料が209円とリーズナブルで、口座振替は手数料無料。

利用ごとにポイントが貯まるのも魅力です。

メルペイスマート払い

メルカリの決済アプリメルペイの後払い機能です。

フリマアプリの売上金を支払いに充当できるほか、月額上限が30万円と高額なのも大きな魅力です。

コンビニ払い以外の支払方法は手数料無料で利用できます。

また、iD対応店舗での利用が可能なのも特徴です。

PayPayあと払い

PayPayの後払い機能です。

10万円までは本人確認不要で利用が開始でき、PayPay加盟店での支払いに使えます。

分割払いにも対応しており、手数料無料かつ簡単なのでおすすめです。

ただし、200万円まで上限額を引き上げるには審査が必要なので注意しましょう。

Kyash(キャッシュ)

SIMフリーのMVNO事業も手掛けるキャッシュが提供する後払いサービスです。

プリペイド型アプリなのですが、「今すぐ入金」機能を使えば後払いが可能になります。

コンビニ払い時の手数料が500円~1800円と高くネックですが、店頭での利用が便利なアプリです。

おサイフくんQUICPay

トヨタファイナンスのキャッシュレス決済アプリです。

後払い機能もあり、手数料無料で利用できます。

ETCカードを無料で発行してもらえたり、トヨタのサービスで特典が受けられるのが魅力です。

NP後払い

atoneと同じネットプロテクションズが運営するサービス。

加盟店が18万店以上と多いので利用シーンが広く、コンビニ払い以外は手数料0円なのが特徴です。

買い物ごとにNPポイントが貯まるのでお得に使えます。

ただ、返済期限は2週間以内と若干短いので注意が必要です。

ファミペイ

ファミリーマートの後払いアプリです。

コンビニ払い以外は手数料不要で上限額は10万円まで。

家計簿機能があり金額管理に便利です。

また、18歳以上なら誰でも簡単に利用できます。

BANKIT

新生銀行のアプラスが提供する後払いアプリです。

審査なしで上限50万円までチャージが可能。

分割払いにも対応しているほか、キャンペーン時には追加の特典があるのも魅力です。

年会費・入会金が不要で導入しやすいのもポイント。

バンドルカード

会員登録不要で気軽に始められる後払いアプリです。

翌月にまとめて支払いができます。

加盟店が多く、実店舗での利用も可能なので便利です。

手数料510円〜1830円と高めなのがネックですが、低額決済に向いているアプリです。

後払いワイド

クレジットカードのように1回払いだけでなく、分割払いにも対応している後払いアプリです。

上限額は30万円と高額で、大手企業が運営していることもあって、セキュリティ面でも安心感があります。

ただし、分割払い時は手数料15%がかかる点に注意が必要です。

このように、ペイディと比べても遜色ないほど便利な機能が揃ったサービスはたくさんあるので、ペイディの利用できない・エラーが起こるなど場合は、ほかの後払いアプリも活用してみましょう。

まとめ

さて、ここまでペイディの使い方について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

ペイディは便利ですが、個人の支払い可能額などをAIで審査しているので、場合によっては決済が通らない場合があります。

また、Amazonの一部商品やデジタルコンテンツでは使えないので覚えておきましょう！この記事をまとめると、以下の通りです。

利用限度額を超えている・未払金がある・頻繁にペイディを使っていないなどの場合には、決済が通らない可能性がある システムエラーやAI審査の誤判定もあるので、その場合はカスタマーサービスに問い合わせをしよう ペイディが使えない時は、ペイディプラスにアップグレードしたり、ペイディが使える商品であるかを確認しよう 時間帯を変えたり、通信環境を整えることでペイディが使えるようになる可能性もある ペイディ以外にも便利な後払いサービスがあるのでぜひ活用してみよう